鴨居千夏役 北乃きいの
救命報告24時

■第4回 千夏ファッション

ファッションといっても、千夏はほとんどナースウエアなんですけど(笑)。看護師役のみなさんにはパープルとかグレーとか、それぞれのカラーがあります。"千夏カラー"はピンク。聴診器や持ち物にピンクが使われています。最初から持ち道具担当のスタッフさんが用意してくださったものなんですけど、千夏のキャラクターを印象づけているんですね。キャストやスタッフのみなさんからは「小児科の看護師さんみたい」って言われてます(笑)。ウエアは、4話からパンツがハーフ丈からロング丈に変わりました。メイクも少し大人っぽくして、まつ毛を下げてみました。下げると大人っぽく見えるかなぁと思って。千夏も1話に比べると、どんどん成長しているんですよ。4話では、さらに成長していく千夏が見て頂けると思います。

4話の冒頭で、千夏は先輩看護師の紗江子さんに悩みを打ち明けるんですが…。台本を読んでビックリしました。千夏が大好きだったおじいちゃんを亡くしたときに「すごく怖くて、触ることも出来ませんでした」っていうセリフがあったんですけど、私自身が2年前に祖父を亡くした時と全く同じ気持ちだったんです。その後に「今は平気なんです」と続くセリフは違いますよ。ただ、祖父に続いて1年前の夏に祖母が亡くなった時は、とにかく傍について、手を握ったり、頭をなでたりしていたようです。というのも、その時の事をなぜか自分ではあまり覚えていなくて、後から家族から聞いたんですけど…。きっと慣れたのではなくて、愛する人の見送り方が自然に分かってきたんだと思います。千夏だけではなく、4話では進藤先生に反発してきた研修医の工藤先生も…。新人の医師、看護師の成長をご覧下さい。

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