わたしたちの教科書 ━- ｽﾄｰﾘｰ -━ [10/10]

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法廷を出た珠子は､加寿子のことを思い出した亜紀子から､彼女の本名を教えられる｡｢ｶｽｺ｣というﾉｰﾄの切れ端を見つけた､という戸板の話を思い出した珠子は､彼女からもらった黒い冊子を開いた｡それは『ｸﾛいﾆﾜﾄﾘ』という詩だった｡いじめや死を予感させるその内容に驚いた珠子は､冊子の最後に書かれていた彼女の携帯電話の番号に電話するが…｡

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