わたしたちの教科書
━- ストーリー -━
[3/10]
そんなある日、耕平は、生徒の指導記録が入ったCD-ROMを教室に置き忘れた八幡(水嶋ヒロ)を注意し、彼と衝突する。
午後、理科室で備品の整理をしていた耕平は、ポー様こと山田加寿子(鈴木かすみ)から、読んでほしいものがある、と声をかけられる。しかし耕平は、加寿子がまた怪しげなサイコホラー小説でも書いてきたのか思い、国語教師の熊沢(佐藤二朗)に読んでもらったほうがいい、などと適当にあしらってしまう。
その夜、雨木は、自宅で食事の準備をしていた。息子の音也(五十嵐隼士)が戻ってくるのだ。インターホンの音に驚き、持っていた包丁で指を切ってしまった雨木は、その傷を隠しながら、笑顔で音也を出迎える。
[前へ|次へ]
△もどる
0.わたしたちの教科書 TOP
(C)フジテレビジョン