わたしたちの教科書
━- ストーリー -━
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同じころ、直之(谷原章介)は、部下の宇田(前川泰之)をともなって喜里丘中学校を訪れていた。珠子が訴訟を起こしてくると確信していた直之は、それに備えるために教師たちから事情を聞こうとやってきたのだ。耕平(伊藤淳史)や早紀(真木よう子)、八幡(水嶋ヒロ)、熊沢(佐藤二朗)らと個別に面談して、事件が起きた当日のようすを調査する直之たち。早紀は、明日香の死はあくまでも事故であり、未然に防ぐことはできなかった、と直之に断言した。

一方、耕平は、いじめの存在と自らの落ち度を認めたことを、珠子がボイスレコーダーで録音していることを直之に伝える。直之は、珠子がそれを証拠として裁判所に提出し、証人として出廷するよう請求してくるだろうと耕平に告げるとともに、耕平を被告のひとりとして訴える可能性もあることを示唆する。

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