わたしたちの教科書
━- ストーリー -━
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珠子と朋美が一緒にいるところを偶然見かけた耕平は、朋美が去った後、珠子に声をかける。耕平は、珠子が勝手に朋美に接近したことを非難した。珠子は、そんな耕平に、プリクラを見せ、混乱しているのは教師だけで、生徒たちはいじめのことを知っているのかもしれない、と告げる。それに対して耕平は、ホームルームで生徒たちの声を聞くから直接会うのは止めてほしい、と珠子に頼む。
別の日、耕平は、拓巳と話し合うために彼の家を訪ねるが、相手にされなかった。それでも耕平が家の前で粘っていると、早紀がやってきた。美佐から学校に苦情の電話があったのだという。耕平は、話し合うのは無意味だ、という早紀に、自分が教師を目指すきっかけとなったある教師との出会いを熱く語った。と、そのとき、早紀は、インターフォンから流れる雑音に気づき、誰かが耕平たちの会話を聞いていることを察する。
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