わたしたちの教科書
━- ストーリー -━
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積木珠子(菅野美穂)は、業界大手のクライサー法律事務所に所属する弁護士。職業柄か、極めて現実主義者的な考えの持ち主であり、いまも20件以上の案件を任せられている優秀な女性だ。事務所の後継者でもある先輩弁護士・瀬里直之(谷原章介)との交際も順調で、珠子には明るい未来が約束されていた。
いじめが原因でPTSD=心的外傷後ストレス障害に苦しんでいるという小学生の両親から、学校側の責任を追及したい、という相談を受けた珠子は、大学病院の臨床心理学教授・日野(小市慢太郎)を訪ねる。日野からいじめ被害者の実態を教えられた珠子は、いじめの予見が困難であることなどから、その案件を断ることにする。
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