わたしたちの教科書
━- A challenger -━
■第1回
八幡大輔という男
みなさん、こんにちは。水嶋ヒロです。『わたしたちの教科書』で僕が演じるのは、数学教師の八幡大輔。僕、あまり普通の役を演じたことがないんですけど、今回もまたちょっと変わった役で…(笑)。しかも、"善ではない役"というのも初めてなので、挑戦という意味では凄くいいな、と思っているんです。今回はとても重たいお話なので、その中でのお芝居ということになると按配が難しいんです。でも、僕自身、演技の振り幅を狭めたくはないので、やるところは思いっきりやっちゃっています。
新しい役に取り組むとき、僕はまず監督にイメージを聞くんです。で、今回の河毛俊作監督が思い描く八幡大輔のイメージは「オタクといえどもアキバ系ではなく、人によってはオタクのようにとらえられるような人」。例えば、生活の中で、パソコンが大きなウエイトを占めているんですけど、メガネをしていて髪はサラサラで…言ってみればインテリのような風貌で、醒めていて人を見下すような感じでコミュニケーションを取る、というようなことでした。僕は、その情報をもとに自分で考えたことをミックスして、八幡大輔というキャラクターを作り上げたんです。それこそ、オタクならオタク、インテリならインテリ、というように記号化されていればもっとやりやすかったと思うんですけど、これも自分自身の可能性への挑戦、です!
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