黒部の太陽
- インタビュー -

Q.今回、この黒部の太陽で木塚一利という役を演じられていかがでしたか。

映画「黒部の太陽」の裕次郎さんは慎吾君の倉松とぼくが演じた木塚を足したような人だったらしいですね。
慎吾君がリーダーの素質があって、気は優しくて力持ち、という役なのに対し、ぼくは頭が良くて、ちょっと鼻つまみもの、という役。このドラマの知的な部分を担うんだなということを感じました。こう見えて知的な役は多いんですよ。
でも、的外れなことも言って倉松にいさめられたり、と今の人間社会の代弁者ではないかなと思っています。倉松はスーパーヒーローなので、ぼくの演じた木塚が感情移入しやすいほうかな、と勝手に思っています。
この役を演じることによりいろんなことに気づかされます。なんでも理詰めではできない、現場で肌で感じている人のほうが正しい、でもそれだけじゃいけない、というようなことを。
慎吾君とはいいバディが組めると、そういうつもりでやりました。
そういう風に思ってそこはぶれないようにやっていたつもりです。お互い足りないところを補っているような気持ちで。

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