黒部の太陽
- インタビュー -

Q.関西電力の滝山薫平という役についてはどう思われましたか。

滝山薫平という人は昭和30年代に定年間近ということは明治生まれということになり、最初に明治生まれの人を演じるんだなと思い、監督ともそんな話しをしました。
大きなものをくぐりぬけ、葛藤を抱えるだけ人は奥行きが深くなると思います。歩んできたものが明治の人と僕らとでは違う。明治生まれの俳優の皆さんもやはり映画を見ると僕の年より若いだろう年齢ながら重厚で自分はなんてうすっぺらいのだろうと思いました。
だからといって、明治生まれだからこうしよう、というようなことではありません。
ドラマは自分で表現していくことではなく脚本があり、監督がいて、メイクさん衣裳さんがそういう気持ちにさせてくれる。ドラマは皆の総合力なのであれこれ考えずに入りました。

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