Dr.コトー診療所2006
-Story-
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星野彩佳(柴咲コウ)の治療は始まっていた。だが、彩佳は相変わらず父・正一(小林薫)にも事実を隠したままだった。そのことでコトーこと五島健助(吉岡秀隆)は正一と接する度に複雑な思いを抱えていた。

仲依ミナ(蒼井優)は、浜で貝殻を取っていた少女・小沢ひな(尾ア千瑛)と知り合い、仲良くなる。ミナは、ひなから貝殻でブレスレットを作るのだと聞かされた。ひなは、小学校教師の小沢真二(光石研)と妻・小百合(神野三鈴)のひとり娘で、二年前に喘息治療のために島へ越してきたのだが、今ではすっかり元気になっている。しかし、両親は最近諍いが絶えなかった。小百合が島になじめず、人間関係がうまくいっていないのが原因だ。猜疑心が強くなっている小百合は、島の健康診断で採血されたひなが腕に青痣を作っているのを見て、ミナのせいだと騒ぎ立てる。

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