Dr.コトー診療所2006
-Story-
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その夜、彩佳は外れかけたコトーの白衣のボタンを繕いながら、やはり自分は診療所には入院できないと告げる。その決意に、コトーもうなずく。そして、東京に行っても決して一人だとは思わないようにと、コトーは彩佳に話した。
4月。彩佳は、ミナに両親と診療所のことを託して、いよいよ東京に出ることに。母の昌代(朝加真由美)からお守りを受け取った彩佳は、安藤重雄(泉谷しげる)の船に乗って島を離れた。
その頃、さちおじは退院して、元気に自宅を再建。剛利は金銭に苦しむ中、剛洋の入学式に赴いた。遠ざかる島を見ながら、お守りを握り締める彩佳。お守りには、繕ったはずのコトーのボタンがついていて…。
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