Dr.コトー診療所2006
-インタビュー-
Q.病気が重くなってきたら、今まで強かった分、逆に弱みも出てくる?
そうだと思いますね。彩佳が持つ芯みたいなもの…そこから、彼女の活力や、向上心が生まれていたものがつぶれてしまったら…。頑張りのきかない自分に、情けなくて辛くなるんです。そんな彩佳は、演じていてホントに苦しいですよ。ただ、そんな彩佳が、どうやって気持ちでがんばっていけるのかというところを丁寧に演じなくてはいけません。立て直しの姿ですよね。それもゼロからではなく、むしろマイナスのところからの…。一縷の望みと、信頼出来る人を心に置いて、這い上がっていけるのか…。それが、彩佳だけじゃなく、今現在、病気と闘っている人たちの課題だと思うと、生半可な気持ちでは演じられないと思っています。
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