Dr.コトー診療所2006
-インタビュー-
そんな暑さの中にも、コトーを演じることへの想いは募ります。
「島では、歩いていればコトー先生がふっと出てきそうな気がするし、役場の星野さんも漁協の重さんもそこにいそうな気がする。そんな安心感がありますね。東京で撮影するよりずっと良いんじゃないかなぁ。汗だくになって自転車を漕いでいると、コトー先生はずっとこれをやってきたんだなと思って、身が引き締まる思いです。コトー先生がいることで、安心感を得て皆ここで生活してる。すごい男だなと本当に思うんですよね。この役を演じることで、救われたりすることがあるので、コトー先生は僕自身にとってのお医者さんでもあるんです。それはたとえば、このドラマを見てくれた人たちが喜んでくれるその奥底にあるものを考えるだけで、がんばらなくちゃと思える、そういったようなことなんですが…。」
ロケーションの手ごたえも感じている様子。
「みんなで作り上げている感じがする、とても良い現場です。みんなで苦労して努力した、そういうのはフィルムにしみこむと思っているので、与那国島で撮影する理由は、出来上がった作品が証明してくれると思っています。」
既にコトー先生は、帰ってきました。
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