小早川伸木の恋
-Story-
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日曜日、伸木は妙子に仕事だと言って家を出る。妙子は、いつもの伸木と違うことに気がつき不安を募らせるが、これ以上、嫌われたくないので必死に想いを隠そうとする。一方、伸木は動物園でカナと会い鯵沢の話を聞く。盆栽収集家の鯵沢は舞妓のカナを身請けし、のちに結婚。120億円の遺産を残したが、カナは遺産放棄を仁志に依頼した。カナは、「ずっと美しくあれ」という鯵沢の遺志に従ったものだと言う。伸木は「友達に戻りましょう」と決意を表明する。すると、カナは答えをはぐらかし、飲み物を買いに行くと言い残して、動物園から去ってしまった。
伸木は『なおえ』にカナを訪ねる。と、そこにいた直江からカナが店を辞めたと知らされる。カナを求めて、彼女の家に向かう伸木。だが、家は空っぽだった。床にはカナが伸木に宛てた手紙が…。そこには、カナも伸木を愛していたと書かれていた。
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