小早川伸木の恋
-Interview-

Q.ここまで妙子を演じてこられて、いかがですか?

エキセントリックな妙子を演じるのは、精神的にも肉体的にも本当に大変です。こんなに身を削るような役は初めてですね。今回はスタジオでの収録が多いんですが、一日中、妙子を演じて家に帰ると精神的にグッタリしてしまうんです。気持ちの切り替えが上手くいかないというか、妙子の感情を引きずってしまうんですね。私は一人暮らしなので、帰ると誰もいないのが普通なのに『伸木、いないの…』なんて沈んでしまったり(笑)。それぐらい妙子になりきらないと演じられないんです。今まで演じてきた役では、収録が終わってしまえば『帰ったら何しよう?』とか『買い物に行こう』なんて、すぐ自分に戻れたんですけど。また、妙子はワンシーンの中で、たくさんの濃い感情を表現しなくてはなりません。楽しく笑っていたのに、何かが起きて、怒って、壊して、泣いて…。そういう演技には体力も必要なので、肉体的にもかなりハードですね。ただ、それだけに役としては面白くて演じ甲斐があります。

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