家族ゲーム
ストーリー
#08
沼田家の崩壊は、もう誰にも止められない…吉本荒野(櫻井翔)の言葉に当の沼田家の面々は、半信半疑でいた。佳代子(鈴木保奈美)が株の損失で作った借金は、一茂(板尾創路)が何とか埋めようとする。立花真希(忽那汐里)と交際を始めた慎一(神木隆之介)は、優等生としての体裁を保つために付き合っていた最上飛鳥(北原里英)に別れを告げた。そして、イジメから解放された茂之(浦上晟周)は、学校に行く事はもはや苦痛ではなくなっている。
吉本は高校を辞めて働くと言う慎一に、その卒業を賭けないかと提案。無事に卒業したら慎一の言うことを何でもひとつ聞くと吉本。反対に中退したら慎一が吉本の命令をひとつ聞くと言うもの。慎一は応じる。
茂之は学校での友人関係に疑問が生じていた。以前、自分をイジメていたグループと仲良くなったのだが、今度はそのグループのリーダーがイジメの対象になっていた。疑問を感じながらも、新たなイジメに加担してしまう茂之は吉本に相談しようとする。だが、その時、慎一が飛鳥に万引きの写真を渡した吉本を責めに来た。2人のやり取りに、茂之は相談しそびれてしまう。
そんな夜、帰宅した一茂は株の損失を埋めたと佳代子に報告。金の出所に不安がよぎる佳代子。一方、慎一は吉本に家族を自殺に追い詰められたと言う真希の元実家、立花家の跡地へと赴く。そこで慎一が知ったのは…。
吉本の沼田家崩壊のシナリオは結末に向かおうとしていた。
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