医龍
Team Medical Dragon2
- INTERVIEW -

Q.では、先生は機会に恵まれてらしたんですね。

「いえ、実は僕も子供の心臓を診る機会の少ない医師でした。岡山大学も、以前は実績の少ない病院でしたので。それで僕は、ニュージーランドのグリーンレーン病院に留学したんです。その時、小児心臓外科の権威、バレット・ボイス先生もいらしたんですが、すでに高齢になられ、新生児や乳幼児の手術は行っておられませんでした。ですから、ほとんど大人の手術、それも弁置換とかバイパス手術ばかりでした。2年も過ごしたら、これなら自分も出来ると思って日本に帰ろうとしました。ただ、子供の先天性心疾患については何も分からない。そこで、メルボルンの小児病院に若くて燃えている先生がいらしたので、そこに応募したんです。行ってしまったのが運のつきですね(笑)。本当は大人の心臓を扱っていた方が良かったのかもしれませんが。」

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