医龍
Team Medical Dragon2
- INTERVIEW -

―――では、小高を演じる上で考えられたことは?

「小高の心の闇を表現するのは大変です。例えば、パート1では荒瀬門次(阿部サダヲ)が荒んでいましたけど、表面的にも自ら麻酔を打っていたりしたので、ご覧になられている方にも分かりやすかったのではないかと思います。でも、小高は表面的なものに関しては、荒瀬ほどではありません。チョコレートはたくさん食べていますけど(笑)。ただ、小高が抱えているモノは、表面に出てこない分、もっと深い…深いからこそ、その部分の心に蓋をして完全に閉ざしてしまっている。だから、接する人にとって、小高はとてもやっかいなんですね。それを演技で出さなくてはいけないので…。見た目には普通だけど、少し病んでいる。そのギリギリのラインを出そうとしているんですけど…。"心の根本的なところで、何かをあきらめている人"の演技は本当に難しいです。」

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