医龍
Team Medical Dragon2
- INTERVIEW -
―――本作の野口は､経営者としての側面が大きくなっています｡
｢ﾘｱﾙな世界で言えば､野口が行おうとしていることは､現実と大きく外れていることではないと思います｡心臓移植認定施設から外されてしまう病院が現実にあったりもしますから…｡ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰやｽﾀｯﾌが､ﾄﾞﾗﾏ作りの資料として､医療の現実をきちんと調べていることが上手く生きている｡ただし､ﾄﾞﾗﾏはﾌｨｸｼｮﾝなので､そのままではなく､それをちょっと広げたりして作っているんですけど…｡その中で､僕の役割りは野口の"経営のあり方"みたいなもの…将来の病院経営はどうあるべきか? という考えに踏み込んでいくことなんです｡ただねぇ､野口の考えは､いつも破綻の可能性をはらんでいるんですよ｡そこが､野口らしいというか､人間臭さでもあるのですが｡見て下さっている方も､何の問題もなく病院経営を進める野口では面白くないでしょうし(笑)｡現場の医師たちと､思惑が乖離すればするほど､野口らしさが出てくるのだと思います｡｣
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