医龍
Team Medical Dragon
-Story-
[2/5]

手術は無事に終わり、野口の部屋を訪ねた加藤は、朝田の触診に頼らずとも変性部位を特定する方法をバチスタ論文のポイントにしたいと言う。だが、野口は、教授選に立候補もできないのに、今さら論文でもないだろうとチーム解散を宣告。それに対して、加藤は自分ももう教授になるつもりはないと言う。若い芽が育っているチームを残し、変性部位の特定法を確立してほしいだけだと言い、それまでの研究データを野口に差し出した。

やがて、加藤はバチスタチームの慰労会を開催。チームは存続させるので、霧島のもとでバチスタを切るよう、告げる。だが、ミキは北日本大学にいる友人の看護師から聞いたと言って、霧島は薬物投与によって日常生活が送れるレベルの患者にもバチスタ手術を行っていたらしいと報告。論文の成績を上げるために、切らなくてもいい患者を切っているというのだ。それを聞いた朝田は、このチームには加藤が必要だと宣言。他のメンバーたちも加藤のいないチームなど考えられないと言い、その言葉に彼女も涙する。

[←前|次→]

もどる
0.医龍TOP

(C)フジテレビジョン