医龍Team Medical Dragon
-Story-
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全てを聞いた加藤は霧島と会う。霧島はなぜ朝田などに頼ったのかと言い、加藤に別れを告げた。雨に打たれて嗚咽する彼女の前に朝田が現れ、傘を差し出す。医局に戻った加藤は朝田に、霧島と付き合っていたことを告白した。
鬼頭から荒瀬門次(阿部サダヲ)はバチスタチームには参加できないと告げられた朝田は、伊集院に彼のことを調べるよう、命じた。すると、かつて荒瀬がある麻酔導入新薬に関する論文に関わっていたことが分かる。その薬は開発当初、心臓に悪影響をもたらすことが問題視されていた。だが、医局員たちは教授の指示を受けて、多額の金品と引き換えにデータを偽装。新薬は認可されたが、トラブル続発でほとんどの病院が使用を中止した。だが、荒瀬のいた大学病院はさらに何十例も使用し、多数の患者が死亡。荒瀬はそんな人体実験に関わった男だったのだ。
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