医龍
Team Medical Dragon
-Story-
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そして朝田は、過去のいくつかのカルテを見ているうち、多くの「心不全」「再入院」の文字を見つけ出す。それらの患者の担当医は、どれも沖秀之(袴田吉彦)だった。不整脈で運ばれてきた患者たちと同じペースメーカーを朝田が調べると、そばで携帯電話を使うと停止してしまうことが判明。伊集院に3人が不整脈を起こした時の状況を聞くと、それぞれCDショップの万引きゲート、雀荘の全自動卓、自宅のIHジャーと、いずれも微小電磁波を出すもののそばで発作を起こしていたことが分かる。ペースメーカーの不良が原因だったが、沖によって、全て心不全として片付けられていたのだ。伊集院は確かな証拠もないのに、余計なことをしない方がいいと言うが、朝田は聞こうとしない。

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