ｲﾉｾﾝﾄ･ﾗｳﾞ
-Topics vol.6-
制作発表会見ﾘﾎﾟｰﾄ
●秋山耀司役 福士誠治さん
過酷な運命を背負ってしまう妹の原因になってしまう兄ということで､最初のｷｰﾎﾟｲﾝﾄになる役かな､と思って演じております｡まだ撮影は始まったばかりなので､これからどんどんふくらんでいくと思いますが､兄として､そしてもう一方では両親を殺害してしまったという人としての二面性が出せれば面白くなるんじゃないかなと思います｡(丸刈りの頭について軽部ｱﾅに質問されて)ちょっと寒くなってきたので普段は帽子をかぶっています｡今回､牢屋の中でのｼｰﾝがあるんですが､まあ､周りがみなさん坊主なのでいまのところ違和感なくやっています｡これが､牢屋の外に出たときに､ちょっとずつ変わっていくのかな､と思っております｡顔がちょっと古いもので､昔の役柄が多く､戦争に行ったりとかする役ですと必然的に坊主に…なので､坊主の役は少なくはないです(笑)｡
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●瀬川昴役 成宮寛貴さん
僕もこの舞台上にいる誰かが好きで…｡皆､矢印が違う方向に向いている切ないﾄﾞﾗﾏなんですけど､僕の場合は三角形ではなく､ちょっと二等辺三角形のような距離にいます｡僕は殉也君の親友､そして殉也くんが困ったときにｱﾄﾞﾊﾞｲｽをしたりするちょっとお兄さん的な存在です｡割と僕はﾀﾞｲﾅﾐｯｸな芝居がいままで多かったので､今回は切なく繊細に演じられれば､この作品は上手く…いやちょっとﾃﾞｶいことを言ってしまいました(笑)､このｷｬﾗｸﾀｰは成功するのではないかなと思っています｡ことしの冬の寒さとともに､このﾄﾞﾗﾏが切なく輝けばいいなと思っています｡繊細な芝居､今回は頑張ります｡浅野さんのｵﾘｼﾞﾅﾙということで最後までｽﾄｰﾘｰが本当にわからないことになっていて､僕もどこでどういう風に､どんな感じになるのか､ﾍﾞｰﾙに包まれ過ぎていてわからないところもあるんですけど…｡皆さん二面性があって､僕のｷｬﾗｸﾀｰも二面性があるんですけど､その二面性を隠さなきゃいけない､ということですね｡僕はその二面性を隠す芝居をしていくと思います｡とにかく繊細に､繊細に､繊細に(笑)｡普段から格好とも変えて､ｱﾝﾀﾞｰｳｪｱからちょっと繊細な生地を選んで(笑)｡色は優しい色で…ちょっとこう､生成白みたいな､茶色とかﾍﾞｰｼﾞｭとか､ｱｰｽｶﾗｰを選んで(笑)｡ｴｺはいつも心がけていますので(笑)｡
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