イノセント・ラヴ
- インタビュー -
Q.おふたりが演じる殉也と昴の関係も含めて、この先、物語はさらに大きく動き出します。最後に、今後の見どころを含めて、視聴者皆さんにメッセージをお願いします。
昴は、相手に自分の思いを上手く伝えられずに隠していて…。ある意味、閉ざしている、という感じでしょうか。でも、限界があると思うんですね。自分を見ないフリをしている、自分の気持ちを抑え付けているということにも、いつか限界がやってきて、そこで諦めるのか、次へ進もうとするのか…。昴に限らず、登場人物それぞれが何をしたいのか、っていうことは、普通に見ているだけだとちょっと分かりづらいのかもしれないですけど、それが多分、今回の登場人物たちの二面性というものだと思うんです。全体を見て「本当はこういう気持ちでやっていたのか…」というのを感じてもらえる作品だと思うので。昴に関しても、例えば、殉也に対して冷たいことを言っていても、それは本当に殉也の幸せを思って言っていたり、時には、別な感情から意地悪なことを言っていたり…。それは、美月だってそうだと思うんです。人間って、自分の好きなところと嫌いなところがあるものじゃないですか。でも、人のことを好きになると、どうしてもその嫌いな部分とか苦手な部分が見えてきたりもするんですよね。それが人間らしさでもあるし、恋をしたときの難しさ、切なさでもあると思うんです。人と人がわかり合う、というのは凄く難しいことなので…。そういう部分に共感しつつ見てもらえたら嬉しいです。
△もどる
□インタビュー TOP
0.イノセント・ラヴ TOP
(C)フジテレビジョン