ほんとにあった怖い話
-ほん怖トピックス-

■鬼頭天薫堂
にて心静かに匂いを聞く

邪気を跳ね除ける不思議なパワーを手に入れようということでやってきたのは、お香の老舗「鬼頭天薫堂」。お香には霊的な力が宿るとされている。
さっそく面々は、伽羅(きゃら)、佐曽羅(さそら)、寸聞多羅(すもたら)という3種の匂いを聞くことに。匂いについて感想を述べてもらうが、それぞれに「アフリカのような、かんきつのような匂い」(稲垣)「理科室の匂い」(稲垣)、「コタツで紅茶を飲んでいるときの匂いが」(大島)などなど独特の表現でさまざまな感想を言いたい放題、皆の説明だけではどんな匂いなのか想像するほうは混乱するばかり。子どもたちも「パン屋の匂い」など子どもらしく感じたままを口にする。「お花畑で紅茶を飲んでいるような」といった発言までほん怖クラブ、菅君から飛び出すと、吾郎さんも「みんなロマンチストになるね。」とクラブ員たちの成長に目を細めた。
そんな香の奥深さを学びつつ、実践として、オリジナル匂袋を作ろう、ということになる。皆、匂木の顆粒上のものを調合していくのだが、この微妙な作業にまたしても真剣に熱中する。それぞれオリジナルな匂いを作り出し、「同じ香りは作れないといっても過言ではない!」と微妙な調合の具合いに面白さを発見する吾郎さんたち。最後には自分が作った匂袋にタイトルをつけることになり、またここでそれぞれの個性がいかんなく発揮されることとなる。

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