ほんとにあった怖い話
-ほん怖ファイル-
「最期の声」
愛子(深田)は、酒に酔った挙げ句、一緒にいた美奈代(田中)に「ホテルに泊まろう」とワガママを言う。美奈代は、仕方なしに愛子を連れてとあるビジネスホテルに入った。ふたりはツインの部屋を取りそこで眠りについたが、突然、愛子が怯えた様子で美奈代を起こした。「上、見て…天井」と言う愛子。が、美奈代が天井を見ても、そこには何もなかった。すると突然、帰ると言いだし、部屋を出てしまう愛子。美奈代も慌ててその後を追った。
美奈代の家に着き、落ち着きを取り戻した愛子は、自分が見たことを話し始めた。女性のうめき声で目を覚ますと、天井から逆さに女の顔が出てきた、というのだ。そしてその首には、締められたような跡がはっきりと残っていた。
あくる日、愛子は用事があって昨夜泊まったビジネスホテルの近くを通った。すると、ホテルの前には警察がおり、野次馬が集まっていた。女性が絞殺されたらしい。しかもそれは、愛子たちが泊まった部屋の真上の部屋で起きたのだという…。
脚本/田村孝裕
愛 子…深田Y(あき)子
美奈代…田中千絵
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