ほんとにあった怖い話
-ほん怖ファイル-

『深淵の迷い子』
脚本/鶴田法男
脚本協力/三宅隆太
演出/鶴田法男

須崎彩香(小学1年生)…芦田愛菜
須崎 保(彩香の父)…戸次重幸

彩香(芦田愛菜)は体が弱く入院中だが、そんな彩香をおいて父・保(戸次重幸)は出張に行かねばならず胸も引き裂かれる思いだった。彩香のベッドの横には母の遺影が飾られている。母親は彩香をこの世に送り出すのと引き替えに息をひきとった。保は自分の携帯電話番号を書いた紙片を入れたお守りを彩香に手渡し、看護師の徳永真紀に彩香のことをよく見ていてくれるよう頼み出張に出かけるのだった。
ある夜、寂しい心を抱え寝付けずにいる彩香に声をかけてくれた少女がいた。旧館にいる、という車椅子に乗った髪の長い少女と彩香は仲良くなり日々遊ぶが、気づけば彩香は眠りから目を覚ますのだった。あれは夢なのか、それとも。そして車椅子の少女の話をすると看護師、真紀の表情が凍り付いた。この病院に何があったのか…。

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