ほんとにあった怖い話
-ほん怖ファイル-

「季節はずれの贈り物」

東京から転校してきたよしこ(黒川)は、授業中にガムを噛んで注意されたりするような、不良っぽい生徒だった。担任の望月(佐戸井)は、そんなよしこに、彼女の祖母(花原)が心配していたことを伝えた。昨日も、よしこの祖母が望月のもとにやってきて、孫のことをよろしく頼む、と頭を下げたのだという。実はよしこは、かなりのおばあちゃん子だった。
それからしばらくして、よしこの祖母が他界した。激しく落ち込むよしこ。そんな彼女に、望月が声をかけた。昨夜、よしこの祖母が夢に出てきて、よしこのことを頼んでいったのだという。「今度、こちらで採れたタケノコをお持ちします」。よしこの祖母は、そう言って帰っていったのだという。望月は、よしこにその夢の話を聞かせ、おばあちゃんを安心させてやれ、と彼女を諭す。
その日、望月は、仕事に手間取り、遅くに帰宅した。すると、玄関先には季節はずれのタケノコが置かれており…。

脚本/三宅隆太
演出/鶴田法男

若菜よしこ…黒川智花
望月順平…佐戸井けん太
祖母…花原照子

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