ハニー・トラップ
STORY

#03
美山悠一(AKIRA)は、自らが開発を進めていた新素材・グラフェンの情報が何者かに盗まれ、会社からも疑われ、窮地に立たされる。そこへ、妻のなつみ(仲間由紀恵)から「グラフェンデータを盗んだのは日下部(丸山智己)」というメールが届く。悠一は、同じ部署の課長・日下部のパソコンから証拠となるデータを抜き出し、執行役員の折田忠(神尾佑)に告発する。

いつ、どんな時もそばで支えてくれたなつみを信じると決めた悠一だが、一緒にコーヒーを飲んだ直後に意識が薄れてしまう。目が覚めると家からなつみの姿が消えており、呆然自失状態になる。

悠一が勤めていた総和物産では、日下部が上司の折田や安藤眞一(森岡豊)、そして大洋国際特許事務所の小林恭助(高嶋政伸)から、自らのやったことを白状するよう詰問されていた。小林に呼ばれてやって来た悠一は、全てなつみに嵌められたと主張する日下部と対面する。感情を逆なでする発言を続ける日下部に思わずつかみかかる悠一だったが、小林は日下部に対し、「あなたは偽物をつかまされただけ」と冷たい一言を浴びせ、部屋から追い出す。

小林は部下の荒井和人(池内博之)、中川薫(内山理名)を使い、なつみの居場所を徹底的に調査していた。悠一も彼らの動きを追って廃ビルに入るが、そこに監禁されていたのは宮原杏奈(野波麻帆)であった。杏奈を助けてビルの外に出てきた悠一はそこで警察に逮捕され、父親殺しの犯人として取り調べを受けることになる。そして面会室で向き合ったなつみが語った言葉に悠一は愕然として…。

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