ホームレス中学生2
- あらすじ -
●一大ブームを巻き起こし、日本中を笑いと涙の渦に巻き込んだ『ホームレス中学生』には、まだ語られていない真実の物語があった。あの"解散"後、兄弟それぞれの苦悩と挫折、喜びの日々とは…?
予想だにしなかった父・道則(内藤剛志)による"解散宣言"の後、友人を頼ると告げ、気丈に去っていった裕(黒木辰哉)を見送り、幸恵と共にタコ公園で野宿を始めた慎一(田中圭)は、翌日から幸恵(夏帆)を図書館で勉強させている間、ひたすらひとりで行方をくらませてしまった父親を探し続ける。
探しても探しても父・道則の行方はわからず、住所がないためにきちんとした仕事に就くこともできず、慎一は、兄として弟や妹のために成すべき事を前に、途方に暮れていた。そんなとき頭に浮かぶのは、母・恵子(薬師丸ひろ子)が生きていた頃の、温かくそして楽しい日々。さまざまな思い出が慎一の頭をよぎっていく。
そんなある日、アルバイト先に、交際中の彼女、奥寺奈央(谷村美月)が訪ねてくる。奈央に事情を打ち明ける慎一。その後、慎一にとっての奈央は、意地を張ることなく正直な気持ちを打ち明けられる、唯一の存在となっていった。
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