ﾎｰﾑﾚｽ中学生
- はじめに -
原作者･田村裕さん(麒麟)ｺﾒﾝﾄ
■ﾄﾞﾗﾏ化について
｢不思議な感じですね｡そういうことを目指して書いたわけではなかったので｡自分自身のこの経験を本に書きたいという気持ちはもともとあったんですが､もっとｵｯｻﾝになってからのつもりでした｡今のこの"ｸﾞﾜｧｰ"っと仕事をやらないといけない時期を過ぎて､40歳とか50歳くらいになって､もしも仕事が落ち着くような時が来たら､自費出版ででも出せたらいいなという気持ちでいたところに､本にしたらというお話をいただいて｡もしかしたら､ひとりでも読みたいという人がいるときに書いた方がいいのかな､という気持ちになりました｡どうせそんなに売れないだろうと思っていたので､最初に考えていたように､ｵｯｻﾝになってからもう一回書き直して出してもいいかなとも思いましたし｡そんな気持ちでいたので､ﾄﾞﾗﾏ化と聞いた時は､『なんで?無理やろ』と思いました｡｣
■中学生時代の田村さんに扮する､黒木君について
｢似すぎやろう(笑)｡ちょっと雰囲気似てるなぁ､くらいでええと思うんですけど｡まあでも､さっき一緒に写真を撮ったとき､すごくまじめな印象を受けたのですが､僕はちっともまじめではなかったので(笑)､もっと気楽にやってくれた方が味が出るんじゃないかと思います｡難しく考えずにやってくれたら…でも何となく､自然のままにやってくれたら､実は中身的にも似てるような気がしますけどね｣
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