Story 第十話
インタビュー

山岡亜沙子役 篠原涼子

『二十年目の約束』の台本を読まれた時の印象はいかがでしたか?
「東野圭吾さんの作品らしいラブストーリーですね。ミステリー要素に上手にラブが描かれているのではないかと思います。」

東野さんのその他の作品など、全体に思われることは?
「どの作品も人物描写が丁寧に描かれていて、ストーリーも解りやすく、想像力がかき立てられるような作品が多いと思います。『東野圭吾ミステリーズ』で取り上げられている他の作品も楽しく見させて頂いています。」

今回演じられる亜沙子は、どのような人物だと思いますか?
「キャリアウーマンとして、仕事を真剣に一生懸命取り組んでいます。また、心が優しくて真っ直ぐな性格の女性でもありますね。」

恋人の村上照彦(田辺誠一)を疑いますが…。
「この作品の亜沙子の照彦への疑いは、それだけ彼女が純粋なんだということじゃないでしょうか。そういうところに亜沙子という女性の可愛らしさがスパイスとして入っているのも面白いですね。演出でどのようになるかは解りませんけど、東野さんの描く人物の可愛らしさみたいなものが、亜沙子にはあるんだと思います。」

篠原さんご自身は、亜沙子のような可愛らしさは?
「ないですね(笑)。私は"可愛らしい"より、どちらかと言うと"もっと可愛くしなさい"と言われてしまうタイプです(笑)。かなりサバサバしているので"もう少しおしとやかにしてなさい"とも言われます。」

では、亜沙子を演じる時は?
「もう、役だと割り切って!いや、そんなことはないですけど(笑)。きちんとキャラクターが出来ているので、普段の自分は気にしないで演じることが出来ます。」

照彦役の田辺さんの印象は?
「私は、田辺さんは朴訥とされた方で、あまりお話もなさらないのかな? と、思っていました。でも、今回ご一緒して収録の合間などにコミュニケーションを取らせて頂くと、たくさんお話しして下さったので楽しく過ごさせて頂いています。」

お芝居の話とかをなさるんですか?
「いえ、お芝居の話はあまり…。"この夏はどこに行くの?"とか"夏休みはあるの?"なんて、ごく普通なお話をしています。」

最後に『二十年目の約束』の見どころをお願いします。
「東野さんという、とても人気がある作家さんの作品が1話完結で見る事が出来る『東野圭吾ミステリーズ』企画自体が、まずとても魅力的だと思います。そのラインナップの中で、大人のラブストーリーは『二十年目の約束』だけではないでしょうか。東野さん作品タッチで、どんなラブストーリーが描かれるのかをお楽しみ下さい。」

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