Story 第六話
インタビュー

畠山清美役 マイコ

清美は、どんな女性だと思いますか?
「台本では詳しく書かれていない部分が多いので、石井(克人)監督と"こういう面もあるだろう"なんて、補足しながら役作りをしました。解っているのは"心にあるわだかまり"を持っている女性なんですけど…。基本的には父親を求めて現れた善良な女性を純粋に演じました。」

『シャレードがいっぱい』のストーリーについては?
「あぁ、こういうトリックもあるのか!って(笑)。タイトルにもなっているシャレード(言葉当て)…ダイイングメッセージの謎が、最初は解らなくて、結末で明かされた時に"へぇー"って思いました。私も純粋に楽しめましたので、きっと視聴者のみなさんも"そうか!"と、なるんじゃないかな?と、思います。」

殺人事件が起こるんですけど、内容はポップですよね。
「そうですね。登場人物同士に憎しみが絡み合っていたりはするんですけど、コメディータッチで描かれているので、すっきりとご覧頂けると思いますよ。重い後味の作品ではないですね。」

弥生役の長澤まさみさんの印象は?
「長澤さんとは初めて共演させて頂きました。とても素敵な方ですね。年齢も近いので、撮影中は一緒にご飯を食べたり、お話したりしていましたけど…。今回、私の撮影は3日だけだったので欲を言えばもう少し、ご一緒したかったです。演じられている弥生は書道の先生ですけど、長澤さんは奇麗な字を書かれていました。弥生という役がピッタリな感じで…側にいるだけで、いろいろと良い影響を私に下さいました。」

尾藤役の安藤政信さんは?
「安藤さんも初めてです。今回はとてもコミカルな役に挑戦されていて、それをスマートにこなされているのが印象深かったですね。」

今回は『東野圭吾ミステリーズ』ということで、東野さんの短編の競演となります。
「楽しみですよね。いろいろな角度の作品が毎週見られるんですから。1時間ということもあるので、気軽に見ることの出来る企画だと思います。」

最後に視聴者のみなさまにメッセージをお願いします。
「映像には映らないかもしれませんが、今回は赤いペティキュアで清美を演じています。たまたま衣装合わせの時にしていたのが、そのままで行くことになったんです。衣装は清楚なんですが、赤いペティキュアは清美の秘めた想いを表現する良いアクセントになったんじゃないかな?と、思っています。石井監督も"それいいね"とおっしゃって下さいました。他にも石井監督ならではのこだわりがたくさんありますので、謎解きと一緒に細かい演出も楽しんでみて下さい。」

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