Story 第一話
インタビュー
石上陽子役 戸田菜穂
ご出産後、初のドラマ出演となるそうですが…。
「8か月ぶりです。収録前日は、少しだけ緊張しました。でも、初めての現場はいつも緊張するので、そんなに変わらないかもしれません。また、今回演出なさっている河毛(俊作)監督は、私が18歳の時に『さよならをもう一度』というドラマでご一緒して以来なのですが、初めてではないので、そう言った意味での不安はなかったです。」
久しぶりの河毛監督は?
「リハーサルで、キッチリと演出をなさいます。ですので、本番1回目にカメラを回す時をとても大事になさっていると思いました。監督は"フランス映画っぽくしたい"とおっしゃっていらしたので、仕上がりは私が想像する映像とは違ったものになるんじゃないかな…。殺人ミステリーなんだけど、男女の恋愛模様みたいな雰囲気も出していきたいともおっしゃってましたので、どんな映像になるのか楽しみです。」
陽子は、どのような女性だと思いますか?
「人を疑うことのない、慈愛に満ちた女性だと思います。幸せな生活の中で妊娠もしていて、とにかく夫の石上(唐沢寿明)を信じています。良妻賢母というイメージですね。」
石上役の唐沢さんの印象は?
「目力がある方ですね。振り返りざまに視線が合うと"おーっ"ってなってしまいます。」
陽子は石上に大事なことを隠されていますが…。
「私だったら、すぐに気づきます。"その振り向き方は、怪しい"って(笑)。本当に陽子って、それだけ良い妻なんでしょう。まぁ、本当にそれぐらい石上を信じているってことなんですね。」
東野圭吾作品は?
「何冊か読ませて頂いていますが、面白いですね。すごく読みやすいんだけど、寝不足になる?(笑) 早く先が読みたくてやめられないんです。『容疑者Xの献身』を読んだ時は、本当にいつの間にか夜が明けちゃった…っていう感じでした。ラストがすごかったです。」
『さよならコーチ』については?
「登場人物が少ない作品で"どうやってこういう話を思いつくんだろう"って感心してしまいました。最後は"そうだったんだ"と、妙に納得させられてしまいました。収録では、田中麗奈さんが演じる直美を見ていると、とても切なくなります。台本を読んだイメージより、もっと直美の思いを感じることが出来たと思います。また、他のスポーツではなくアーチェリーという設定も素敵ですよね。弓を真っ直ぐに、真剣に射るような女性という感じが直美に合っています。」
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