花嫁とパパ
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会社を辞めて独立をするという鳴海駿一(小泉孝太郎)に、ついていくと決心した宇崎愛子(石原さとみ)。そこへ契約を断られていたデザイナー・桂木(小市慢太郎)から、鳴海と一緒に仕事がしたいとの嬉しい連絡が入る。

家では、父・賢太郎(時任三郎)と三浦誠二(田口淳之介)が、心配して愛子の帰宅を待っていた。鳴海についていくという愛子に、賢太郎と三浦は反対するが、愛子は聞く耳をもたない。会社でも、鳴海に愛子が引き抜かれたことが話題になり、鳴海との関係を怪しむ声まで聞こえてくる。

ところが、鳴海が契約を違反して、デザイナーと直接交渉をしたことが広告代理店に知られてしまう。鳴海もなす術はなく、契約は白紙に。鳴海は、広告代理店にリークした人物が槙原環(白石美帆)だと分かり追及。責められた環は、会社を飛び出し連絡が取れなくなってしまう。そして愛子は、鳴海から独立の話はなかったことにしてくれと言われる。

その夜、宇崎家に三浦が訪ねてくる。愛子が思い詰めた表情の三浦を心配すると、三浦はポケットから小さなケースを取り出し、蓋を開ける――小さな指輪だ。見とれる愛子に三浦は真剣な表情でプロポーズをする。突然のことに、動揺を隠せない愛子。と、そこへ賢太郎が帰ってくる。慌てた愛子は指輪を隠してしまう。

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