花ざかりの君たちへ
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ストーリー
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その夜、一人のアメリカ人女性がやってきた。そのアメリカ人はジュリア(美波)といい、瑞稀がアメリカで知り合った親友で、もちろん佐野のことも瑞稀が男子校に転入したことも知っていた。ジュリアはしばらく日本に滞在するらしく、二人は久しぶりの再会を喜んだ。しかし彼女の出現は、新たな波乱の幕開けとなった。
さっそく瑞稀を呼び出したジュリアは、瑞稀が男子校に入ってからの経緯を聞いた。そして佐野の気持ちを確かめようと、自分が瑞稀の恋人のフリをして、佐野の反応を見ようと言い出した。瑞稀はあまり気が進まないのだが…。
しかし、恋人として接するジュリアを見て、佐野ではなく別の人間たちが反応した。まずは中津。瑞稀と親しいジュリアに嫉妬していた。次に難波。ファーストコンタクトで自分になびかなかった初めての女性・ジュリアにどうやら惚れてしまったらしい。さらに、難波を慕う中央など連鎖が連鎖を呼び、四重にも五重にもなった関係が構築された。しかし肝心の佐野は意外にも反応が薄く、さすがの瑞稀も落ち込んでいた。佐野は私に興味がないのだろうか…。

そんな中、いよいよ水泳大会が開催された。猿渡教頭(宇梶剛士)や原秋葉(紺野まひる)が審判として参加し、ブロッサム学園を中心とした女子限定の観客が熱いエールを送る。しかし、その観客に混じっていたジュリアは、瑞稀を水着姿にさせないために見学させた佐野を見て、佐野が瑞稀を女と知っているのではないかという疑問を抱く。
競技は水中陣取り合戦。ここでの活躍が半年後のバレンタインデーを左右するといっても過言ではないだけに、寮生も気合充分、手に汗握る大熱戦となった。MVPの選手には、意中の人にキスをしてもらえるという特典つき。天王寺は尼崎カンナ(桐谷美玲)を、関目は阿倍野エリカ(平愛梨)を、難波はジュリアを…とみんなの闘争心に火がついた。もちろん、中津は瑞稀にキスしてもらうつもりだ。中津優勢かと思いきや、ダークホースだった中央が、直前で旗をもぎ取って試合終了。MVPは中央となり、もちろん、キスの相手に選ばれたのは難波だ。ジュリアはそんな男子校特有の悪ノリを嫌悪する。その悪ノリは水泳大会の後片付けにまで及んだ。みんなが帰ろうとした際、ふざけて瑞稀をプールに落としてしまったのだ…。

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