花ざかりの君たちへ
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着替えを見られてから一週間後、瑞稀は再び管理事務室へ。三寮長が待ち伏せしているとは知らず、再び着替えを済ませ授業へと急ぐ。先週の女と符合する行動に、寮長たちは瑞稀が女ではないかと疑念を抱く。三寮長から呼び出され、瑞稀が生徒会室にやってくると、「花桜会」の白い学ランに身を包んだ三寮長から「お前は、女か?」と核心を突かれる。長い沈黙のあと、瑞稀がそれを認めると、佐野と中津が入ってきて自分たちは以前から瑞稀の秘密を知っていたと告白。瑞稀をフォローするが、難波は瑞稀にどうしたいかを尋ねる。瑞稀は、大好きな学園と友人に迷惑をかけたくないからと、退学する決意を述べる。しかし、難波は瑞稀の正体を見抜けなかった自分たちにも責任があると言い、三寮長が卒業する来年の三月まで滞在できることになる。退学は避けられたが、自分の秘密を知っていた佐野と中津を前に、瑞稀は複雑な気持ちを隠せない。すると、校長・椿(松田聖子)がやってきて、「後悔する暇があったら、今を存分に楽しみなさい」と声をかける。瑞稀はその言葉をかみ締める。

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