花ざかりの君たちへ
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中津が停学処分になってしまったことに責任を感じる瑞稀は、北浜に停学を取り消してほしいと談判するが、聞き入れられない。そんな瑞稀を中津が制していたとき、白い学ランをまとった難波、天王寺恵(石垣佑磨)、オスカー・M・姫島(姜暢雄)を先頭に、大勢の生徒たちが詰め掛けてくる。白い学ランは、教師と互角に渡り合える権限を持つ桜咲学園の生徒会"花桜会"の象徴だ。難波らは、生徒全員が署名したという退学届けを差し出し、中津の停学取り消しを求める。しかし、北浜は意にも介さない様子で、自分は間違っていないと言い、難波の胸倉を掴むと、教師が管理しなければ、生徒はすぐにわき道に逸れてしまうと言い放つ。すると、「俺たちはアンタの弟じゃない!」と言って、佐野が入ってくる。意表を突かれたのか、北浜は言葉を失い、部屋を出て行こうとする。そんな北浜に教頭の猿渡が、中津は本当に暴力を振るったのかと尋ねる。長い沈黙のあと、北浜は自分の思い過ごしだったかもしれないと言い、カンニングの件でも中津の主張を認めると言い残し、その場を去る。一件落着したことに、生徒たちは大いに盛り上がる。

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