『花いくさ』
…キャストインタビュー…
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Q.映画スターという役を演じて
監督からは「映画スターというよりも、峰子から見たら大人の男、でも、恋に関しては子どもっぽい人物」というイメージと聞いたので、あまり映画スターだ、ということは意識しませんでした。井上さんとは、10年近く前に父と娘という関係の役柄で共演したことがあったので、最初は、演じる上でそれが少し邪魔になったりもしましたね。「子どもじゃないんだ」とか「娘のようだ」という感情を抑えました(笑)。最初は廊下で出会うシーンだったんですが、「なんだろう、この感覚は…」と不思議な感じがしたんです。しいてこれに近い感情が湧き上がる物語があるとしたら、娘が物心つく前に離婚して、十数年後に娘と再会して、娘はこちらが誰だかわからないけれど、こっちは娘だと気づいていて「大人になったな」とか「でも変わらないなあ」とか思いを巡らす…そんな感情なのかなあ、と鈴木プロデューサーとも話していたんです。 でもその後は、芝居をしている時にそんな感覚にはならず、役の名前同士で呼び合って、 演じられましたけどね。
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