拝啓、父上様
-ストーリー-
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その夜、ひのきの間は律子が取ってきたベンチャー企業の若い人たちが集まりどんちゃん騒ぎを繰り広げていた。竜次が他の客に迷惑だから声を落とすようにお願いに行くがまるで効果がない。そして事件が起きた。杉の間にいた常連客である"パイプの会"の平山がトイレの帰りにひのきの間から飛び出してきた酔った客とぶつかり転んでしまった。腰を強く打ってしまい動けなくなった平山は救急車で運ばれる事態になるが、酔っているひのきの間の一行は気にする様子もない。一行の帰り際、夢子は律子の制止も聞かずぶつかった1人を呼びとめ詫びがないと静かに訴えた。それでもぞんざいな態度をとる一行に時夫がキレた。タクシーに乗り込もうとする客につかみかかったのだ。反対に殴り飛ばされるも、怒りに火がついた時夫は回し蹴りを食らわし大乱闘に。竜次が止めに入りその場はなんとか治まったが、客に平謝りする律子の時夫らに対する怒りは治まらなかった。帰りにバー「ゆき乃」に立ち寄った一平は、雪乃(高島礼子)に律子から「新・坂下」に誘われたことを話した。すると、雪乃から坂下家はエリの婿養子として一平を狙っていると断言されてしまい動揺する一平だった…。
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