ハチミツとクローバー
Story
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真山は、理花のお供で、福島にいた。理花にとってはこれが日本で最後の仕事だった。駅のホームを歩いていた真山は、そこに停まっている特急電車が札幌行きだと気づく。理花の夫が生まれ故郷の小樽を彼女に見せたがっていたことを思い出す真山。花本の言葉も甦った。ホームには、特急電車の発車を知らせるベルが鳴り響いていた。次の瞬間、真山は、理花の手を取って走り、札幌行きの特急電車に乗り込んだ。

大神の言葉に励まされたはぐみは、廊下を走り抜け、キャンパスに出た。と、そのとき、はぐみは、大きなガラス板を運搬していた学生と接触した。その拍子に落ちて砕け散ったガラスが、倒れているはぐみの上に降りかかり…。

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