ハチミツとクローバー
Story
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焼き釜から陶芸室に戻ってきたあゆみは、真山が来ていたことを知る。真山が忘れていったコートに気づき、そのコートにそっと袖を通すあゆみ。そのとき、突然野宮がやってきた。野宮は、机の上に並んだ100個のグラスを見て笑い出した。あゆみは、8個の注文を100個だと勘違いしていたのだ。野宮は、ショックを受けているあゆみを、食事に誘った。

野宮が車で向かったのは、何と長野のそば店だった。大学時代、ヒッチハイクをした野宮が、トラックの運転手に教えてもらった店なのだという。食事を終え、大学まで送ってもらったあゆみは、野宮に礼を言った。別れ際、野宮は、真山にコートを返しておこうか、と言うと、「アイツじゃなきゃ、ダメなの?」とあゆみに問いかけた。

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