月の恋人
-* STORY *-
第5話
葉月蓮介(木村拓哉)は、蔡風見(松田翔太)と『レゴリス』の新戦略を発表。リュウ・シュウメイ(リン・チーリン)をフィーチャーしたキャンペーンで伸びた売り上げの力を背景に、業界No1の『マストポール』の追い落としにかかるのが目標だ。新店舗の充実、インドへの新たな生産ラインを確保すると言う蓮介だが、雉畑藤吾(渡辺いっけい)たち幹部の反応は悪い。
その夜、蓮介はシュウメイとデート。シュウメイの肩を抱き寄せる蓮介を、一台のカメラが狙っていた。
二宮真絵美(篠原涼子)を風見が食事に誘う。2人が行ったレストランには、蓮介とシュウメイがいた。同席した真絵美は、蓮介とシュウメイの関係が発展したことを悟る。
今や有名人となったシュウメイが『田鶏』に帰ると、大貫柚月(北川景子)が訪ねて来る。柚月は、なぜ蓮介がシュウメイに惹かれるのかを知りたかった。しかし、シュウメイから答えを得られなかった柚月は家に帰ると、照源(長塚京三)に実家を出ようと思うと話す。
そんな時、蓮介とシュウメイのデートが写真誌に抜かれた。柚月の時とは違い、社長とその会社のモデルでは世間の視線も厳しいものが予想される。社員たちの反応も厳しい。蓮介は収拾する時間が欲しいと社員たちに告げる。だが、その裏で不穏な空気が噴出しようとしていた。風見は蓮介に批判的な社員の言葉を聞き入れ始める。
さらに、シュウメイの友、ミン(阿部力)が『レゴリス』上海工場の不当労働を訴えるために来日。風見は、ミンの告発レポートを読み、さらに辞表の提出を考える雉畑を引きとめ、会社が変わると告げた。
照源が『レゴリス』に来た。照源は、シュウメイとミンを隠し撮りした写真を蓮介に見せ、不法入国者を専属モデルがかくまっていると蓮介を脅す。
蓮介は、ミンをシュウメイのもとから引き話し、ホテルに軟禁。また、シュウメイも『田鶏』からホテルに移した。シュウメイを上海に返すよう勧める風見だが、蓮介は他の解決策を模索。
そんな蓮介は、真絵美から次のCMを考えるためにもシュウメイをどうしたいのかと迫られる。すると、蓮介はシュウメイを手放したくないと言う。そんな蓮介の言葉に、真絵美は…。
真絵美はシュウメイの部屋を訪ねた。自分が蓮介に迷惑をかけていると言うシュウメイを否定する真絵美。シュウメイは、自分より蓮介のことを分かっているようだと言うのだが、真絵美はそれも悲しく否定する。これからは、シュウメイに蓮介を守って欲しいと強がる真絵美。シュウメイは、真絵美は蓮介を好きなのではないかと問う。だが、そこに蓮介が来た。真絵美が帰ると、蓮介はシュウメイに結婚を迫り…。その夜、風見と飲んだ真絵美は…。
新CM企画のため、蓮介はシュウメイを伴って出社。だが、そこで待っていたのは『レゴリス』製品の事故のニュースだった。騒然とする社員たち。自社の一大事に、蓮介は…。
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