月の恋人
-* INTERVIEW *-

リュウ・シュウメイ役 リン・チーリンさん
Q 『月の恋人』に出演されることについて、どのような思いがありますか?
「日本の連続ドラマには、初めての参加です。日本だけでなく、香港、台湾のみなさんにもこのドラマを好きになってもらいたいですね。日本のドラマは非常に環境がいい。用意周到で…特に、フジテレビの楽屋の素晴らしさには恐縮しました(笑)。これまでに出演した映画は、ロケばかりで非常に過酷だったんです。また、キャスト、スタッフのみなさん…このチームは私にとってとても大事。日本語がつたない私に対して、辛抱強く接して頂けるので、すごく感激しています。」

Q 『月の恋人』というタイトルから、何を思いましたか?
「中国では、月は母親のイメージとして捉えられます。ですから『月の恋人』というタイトルからは、母親のように互いを包みあう温かい愛、永遠に守りあう愛を思い浮かべました。」

Q 演じられるシュウメイはどのような女性だと思いますか?
「シュウメイは愛を求めるピュアな人ですね。何かを目標として夢を持って、何事も頑張っていく…太陽に向かって咲くひまわりのように、夢にむかって何事も克服していくような女性だと思います。そんなシュウメイの周りで愛や人間関係がどのように発展していくかを楽しみにして頂きたいです。」

Q シュウメイを演じる上で、心がけていることは?
「自然に演じながらも、リアリティーを感じて頂ける演技を心がけたいと思っています。また、ドラマと映画の表現の違いにも気をつけたいですね。ドラマならではの表現方法は、監督からアドバイスを頂きながら、勉強していきたいと思っています。」

Q そのシュウメイが出会うことになる葉月蓮介(木村拓哉)は?
「蓮介は、良い人ではないですね(笑)。平気で人を利用したりしてしまうんです。そんなタフでキツイという性格が表に出ていますけど、裏側には優しい心を持っているのかもしれません。他の人にはない雰囲気をかもしだす、唯一無二の存在というような魅力は感じます。ストーリーが進むうちに、蓮介が変わってくれると良いんですけど…私は、そんな変化を期待しています。」

Q クランクインの上海ロケは、いかがでしたか?
「上海では激しいシーンが多かったので、何回も転んだりするアクションがすごく印象に残っています。完全なオフの日は無かったのですが、撮影後にキャストやスタッフのみなさんと食事をしました。この食事会で、みなさんとの距離が一挙に縮まって、まるで家族のようになりました。」

Q 木村さんと初めて演技をなさった時の感想は?
「収録では独特な"木村スタイル"というような魅力を感じました。演技中も演技を離れてもリーダー的存在。演技中は、私もアドバイスを頂きました。私は、リハーサルの時から力が入りすぎて100%の演技をしようとしてしまうんです。すると、木村さんは本番で100%を出せるように、リハーサルでは徐々に芝居に感情を入れていくようにしたほうが良いとおっしゃって下さいました。アドバイスといっても、さり気なくて…本当に格好良い方です。」

Q 最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
「私が演じるシュウメイは、愛を信じて、愛を求めて生きている女性。そんなシュウメイだけでなく、ラブストーリーなので様々な愛の形が登場します。このドラマをご覧頂くみなさんにも、もう一度、愛を信じるということが伝われば良いと思っています。どうかみなさん、愛を信じて下さい。」

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