風のｶﾞｰﾃﾞﾝ
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Q.今回は死と向かい合う役ですが､それはどうとらえていますか?
僕は親父が若くして亡くなったこともあって死を身近に感じているところがありますが､決してﾈｶﾞﾃｨﾌﾞにはとらえてはいません｡ただ生きてることの素晴らしさ､そこから得られる経験の素晴らしさをこの年齢になってすごく感じるようになりました｡この年になっても新しい友達ができたり､新しい発見や感動があるんだなって｡例えばこの富良野のｶﾞｰﾃﾞﾝもその1つで｡見ると｢あ〜､いいところだな｣としみじみ思う｡ｶﾞｰﾃﾞﾆﾝｸﾞは大変そうだし自分とは無縁だと思っていたけれど､こんなところに住みたいなと思うほど素晴らしい｡だから今の子供たちが死というものを容易にとらえてしまうのを見ると"ﾀﾞﾒだよ"というより"もったいない!"って思うんです｡最近はｴｺとよく言われてますが､一番大切なｴｺは命を捨てないことなんだっていうのを大人がもっと教えてあげるべきなのかなと思うようになりました｡
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