ガリレオ
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東野圭吾さん原作の『探偵ガリレオ』シリーズは、累計160万部を誇る大ヒットシリーズ。中でももっともよく知られているのは、直木賞受賞作『容疑者Xの献身(第134回直木賞 受賞。文藝春秋刊)』ですが、その原点ともいうべき短編小説集が『探偵ガリレオ』『予知夢』(ともに文藝春秋刊)。探偵ガリレオとは、このシリーズの主人公で、天才的な頭脳を持つ物理学者であり現役の大学准教授でもある湯川学の愛称。警視庁捜査一課に所属する刑事で親友の草薙俊平がことあるごとに持ち込んでくる超常現象のような摩訶不思議な事件のからくりを、その明晰な頭脳で、思わぬ角度からさらりとロジカルに解析してしまう湯川に対し、刑事たちが尊敬の念を込め、"ガリレオ"と呼ぶようになったことに由来します。頭脳明晰、スポーツ万能、すらりとした長身に抜群のファッションセンス、まさに非の打ちどころなし…なのに"変人"、という、この主人公の際だったキャラクターが、シリーズの大きな魅力となっています。

「原作を知ったのは4年ぐらい前です。物語の主軸となっている湯川学というキャラクターの人物像に魅力を感じ、いつかドラマにできないか、と企画を温めていました」
と語るのは、プロデューサーの鈴木吉弘(フジテレビドラマ制作センター)。

やがて『容疑者Xの献身』が直木賞を受賞し、それが追い風となって、昨年夏ごろから、この秋の放送を見据えて具体的に企画実現に向けて動き始めました。実に構想4年。満を持してのドラマ化です。

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(C)フジテレビジョン