ガリレオ
- No.004 -
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田上の名前に覚えがあった湯川は、記憶をたぐり、ひとつの論文を思い出す。その論文の内容に興味を持っていた湯川は、田上に名刺を手渡すと、いつでも連絡してくれ、と言って彼と別れた。するとそこに、薫が現れる。水死した女性・篠崎怜子(蒼井そら)は、この大学の学生だったのだ。湯川の姿を見つけた薫は、再度彼に相談を持ちかけたが、全く取り合ってもらえない。そのとき、ふと掲示板を見た薫は、そこで "皮膚疾患の先端技術"という文字を見つける。皮膚が壊死した原因がわかるのではないかと思った薫がその研究室を訪ねてみると、そこにいたのは白衣姿の田上だった。薫から事件の話を聞いた田上は、心臓麻痺とは関係ないのではないか、と答えた。そのとき薫は、シリコンウエハーという半導体の材料を自分で削って作ったというブローチを田上からもらった。

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