ガリレオ
- INTERVIEW -
Q.そういう意味で言うと、桜子にはとてもプロフェッショナルな感じを受けます。
ありがとうございます。私、どうしても監察医の方にお会いしたかったんですが、撮影に入る前にちょうど男性の監察医の方にお会いすることができたんです。そうしたら、やっぱり凄く職業が見えました。例えば彼が着ていた服は、いまとっても流行ってる、骸骨の顔がダダダダって並んでるシャツだったんですよ。「毎日ご遺体に直面されているのに大丈夫なんですか?」って言ったら、「僕は生きてる人間の方が怖いです」っておっしゃって…。「遺体は正直に真相を探ってほしい、と真剣に訴えているだけの、とてもストレートなものだから…」みたいなことをおっしゃって、凄くマニアックなことをおっしゃってるな、と思ったんだけど、彼にとってはそれが日常なんだろうな、って思いました。とっても衝撃的な、そして私にとってはとってもありがたい顔合わせをさせていただきました(笑)。だから、そういうものを応用して、あの中で遺体と直面する、ということが仕事だけじゃなくて、そこで日常がマイペースに行われているようにしたいな、と。そういう意味では、湯川さんにも通じるものがあると思います。もちろん、ちょっと誇張された部分もあるんですけど…。
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