不信のとき
-Story-
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さらに､1ｶ月後｡ﾏﾁ子は義雄からの手紙が来なくなったことを気にしていた｡俊也は仕事が忙しいだけだろうと言うが､ﾏﾁ子はじっと連絡を待ち続けるのがばかばかしくなったとつぶやく｡そんなある日､義雄が会社を出ようとすると､目の前に､子どもを抱いたﾏﾁ子の姿を見つけた｡彼女のﾏﾝｼｮﾝへ行った義雄は､連絡をしなかったことを謝罪｡だが､ﾏﾁ子は自分や法子のことを避けているのではないかと追及する｡そして､この1ｶ月の間に何が起こり､何を隠しているのかとにじり寄った｡義雄は何も隠してなどいないとやさしく告げ､ﾏﾁ子もその言葉に安心する｡
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