不信のとき
-Story-
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それから、2カ月後。会社で仕事していた義雄は携帯を家に忘れてきたことに気が付いて、あせる。その夜、義雄が帰宅すると、道子が部屋の電気もつけずに座っていた。しかも、テーブルの上には義雄の携帯電話が置いてある。義雄はマチ子からの電話に出られてしまったのかと覚悟を決める。だが、道子の口から飛び出したのは「妊娠した」という言葉だった。道子は涙を流して、喜びを聞かせる。

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